カテゴリー: ゴミ問題

白い砂浜で評判の稲毛海浜公園で清掃ボランティアを開催

2月12日、稲毛海浜公園で清掃ボランティアを開催しました。

この海岸は、白い砂浜が美しい千葉市民の憩いの場所です。昭和62年には「日本白砂青松100選」に選ばれています。

この美しい白浜はただで存在できるわけではありません。

実は、海開きシーズンには毎日漂着ゴミをダンプカーで回収しているのです。また、砂浜に混ざってるマイクロプラスチックも一つ一つ手で拾っています。

管理人の方や当ボランティア、ほかにも多くの方々の行ないの賜物です。

小さくても少しずつ。積み重ね。
どんなに美しいものも、愛の関心を持って管理してこそ、本来の美しさが輝くのだなと感じました。

美しい砂浜に行かれたときにはぜひ、「どこかの誰かが、私のために綺麗にしてくれたんだな」なんて、思い出してみてくださいね。

10/9 清掃ボランティア@稲毛海浜公園

10/9(土)に稲毛海浜公園の清掃ボランティアを実施しました。

最初に海洋ゴミについてのレクチャーがあり、その後海岸に移動してゴミ拾いを行いました。

 

レクチャーの内容で特に印象的だったのが、

「世界で1年間に排出される海洋ゴミの量は約800万t、スカイツリーに換算するとおよそ222基分の重さ」
という話。


職場がスカイツリーの近くなので、ほぼ毎日目にしているのですが、あの巨大なスカイツリー222基分のゴミが毎年海に流れているというのは、正直かなりショッキングでした。

↑職場近くから見えるスカイツリー

 

レクチャーが終わると、海岸に移動してゴミ拾いを行いました。この場所は普段から清掃活動が行われているため、あまり大きなゴミは無かったのですが、よく見ると広い砂浜のあちらこちらに同じ形をした小さなプラスチック片が落ちていました。(推定数百個〜数千個はあったと思います。)
色も形も同じなので排出元はおそらく1ヶ所だと思うのですが、これを1つひとつ拾うとなると本当に多くの時間と人手がかかります。(実際に1時間ぐらいゴミを拾い続けましたが、まだまだゴミは残っている状態でした。。)

↑拾ったプラスチックゴミの一部

 

これを通して、1人ひとりが環境に与える影響が大きいし、1人ひとりのゴミ問題への意識を変えていくことが、解決への第一歩なのかなと思いました。

一緒にボランティアに参加した高校生たちからは、「今度は同じ高校の仲間を誘って参加したい」との声も聞かれ、もっとこの輪が広がっていく事で、ゴミ問題が少しずつでも解決の方向に向かっていくと良いなと感じたボランティアでした。

↑実際のゴミ拾いの様子

ゴミ問題について考える

先日ゴミ問題について考えるオンラインイベントに参加してきました。イベントでは数人のゲストスピーカーの方からゴミ問題についてのお話があり、その後に参加者同士でグルーブディスカッションを行ないました。

その中でも特に印象的だったのが、団体の代表の方が話されていた、「ゴミ問題を解決するには、落ちているゴミだけでなく、人の心のゴミもキレイにしないといけない」というお話でした。

人の心がキレイであれば、きっとゴミをポイ捨てしたりはしないはず。でも、心がすさんでいたり、ストレスや心配・不安など人の心の中にゴミのようなものがある時に、それが元となって目に見えるゴミ問題にも発展していく。

そう考えると、自分もゴミのポイ捨てまではしないにしても、自分の心の中がゴチャゴチャしていると、部屋が散らかってしまったり、ゴミ拾いなどをする余裕が無くなってしまう時があるなと気付かされました。

目に見えるゴミ問題に取り組みつつ、目に見えない自分の心のゴミもキレイにしていきたいと思ったイベントでした。